2022年7月8日 農産部 農産課

令和4年度は十勝管内に約2,095haの種馬鈴しょが作付けされています。

この種馬鈴しょがウイルス病に感染すると、翌年の作付け後に発病し、馬鈴しょの収量を大きく減少させてしまうことから、国の機関である植物防疫所の防疫官が種馬鈴しょの生育期間中に圃場内を歩き、病気に感染した株が残っていないか検査を行います。

種馬鈴しょは、この防疫官による検査に合格しなければ流通させることができないため、種子生産農家さんは生育期間中に何度も畑の中を歩きながら植物体を観察し、罹病株の抜き取り作業を行っています。

十勝農協連は全ての種馬鈴しょ圃場が検査に合格するよう、抜取りや防除方法等についてアドバイスを行い、種子生産農家さんをサポートしています。

写真:植物防疫所の防疫官が圃場内を歩き検査を行っている様子(令和476日撮影)